コウノトリ
2024-04-28


禺画像] 先月、ニュウナイスズメを見に埼玉の公園に行ったついでに、渡良瀬遊水地まで足を延ばしてみた。北エントランスから車を走らせていると、ヨシ原の人工巣塔の上にコウノトリが留まっているのが見えた。昨年 ノスリ[LINK]が留まっていた巣塔だ。
上の写真はEOS R7/RF100-500mm+RF1.4x(フィルム換算1120mm)、下の2枚はR7/RF200-800mm+RF1.4x(フィルム換算1792mm)で撮ったもので(どちらもトリミングあり)、3月とは思えない気温による陽炎のせいか、十分に解像していない。 禺画像] 禺画像]
日本産の野生のコウノトリは1971年に絶滅し、現在野外で見られるのは、ほとんどが人工飼育で繁殖・放鳥された個体か、その野外繁殖での子孫で、写真の個体には両足に2つずつ足環が装着されていて、色が判れば個体識別ができるが、左足上の青以外ははっきりせず、放鳥個体か野外繁殖個体かはっきりしない。

野生の個体は、まれに冬季に飛来することがあるらしい。以前は、高野図鑑(フィールドガイド 日本の野鳥)に「現在は冬の間、中国大陸から1羽か2羽が渡来するだけである」と書かれているように、毎年飛来してきたようだ。1985年に 諫早干潟で見たコウノトリ[LINK]は、そうした個体の一羽だろう。 コウノトリやトキのような放鳥個体やその子孫は「野鳥」なのだろうか。トキはまだ見たことがないが、将来見たときにライフリストに加えられるのだろうか。
[野鳥]

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